近視ってなんで進むの?①

こんにちは、VTBaseの小松佳弘です。

 

コロナ渦になって子どもたちの視力の低下や眼精疲労などで

ビジョンアセスメントにいらっしゃることが増えてきている実感があります。

 

ビジョンアセスメントについて気になる方はこちらのリンク➔※ビジョンアセスメントとは

 

この状況どうにかならないかなと日々学んでいます。

 

近視とは、焦点が網膜よりも手間にある状態を言います。

 

 

自覚としては、遠くが見えにくさを訴えることが多く程度(強度)によっては見える距離は様々です。

 

現時点で近視となった眼を治す方法はなく、近視にならないようにすること(予防)や、

近視になってしまった場合は、それ以上悪くならないように対策することがよいとされています。

 

ドイツの先行研究では、アジア人の20歳以上の90%以上は近視を発症していると報告されており、
世界的にみても深刻な問題とされています。

 

日本では、糖尿病にて失明になってしまった方よりも、強度近視である人のほうが失明に至ることが多い年もありました。現時点で失明のリスクが高い近視は、今や幼い子どもたちに襲いかかって来ています。

 

某テレビ番組(ためしてガッテン⇐笑)では、アメリカの眼科学会が提唱している
【20−20−20】に触れていました。

 

【20−20−20】とは、
「20」分間、近くの作業を行ったら、
「20」フィート(約6m)以上を
「20」秒以上見ようという啓蒙ワードです。

近くにピントを合わせる時間が長くなると水晶体や、その周りにある毛様体筋、外眼筋などが緊張します。その緊張状態に適応するために近視が進行するのでは?との説もあります。

 

現に、某テレビ番組それって!?実際どうなの課⇐笑 もう「某」の意味 笑
では、「Wエンジンのチャンカワイさん」が外の景色を見続けることで視力が回復した結果となりました。

 

 

しかし、もとの生活に戻るとすぐに戻ってしまいます。

 

このように近視は環境因子が高いと言われており、

環境を大きく変化させなければ対症できないと考えてもよいでしょう。

 

しかし、予防は期待できるかもしれません。

【20−20−20】や【今の眼の生活環境】など意識することが重要です。

 

今、あなたやお子様の眼はどんな状況にあるかご存知ですか?

 

次回の「近視ってなんで進むの?」のブログはそんな眼の状況を把握するためのスーパーアイテムをご紹介します。

 

ビジョンアセスメントトレーナー・体育学修士 小松 佳弘
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