スポーツビジョンアセスメントってどんなことをするの?①

先日、レノファ山口FC様の選手全員に
視機能チェックを行いました!

 

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※新型コロナウイルス感染対策を徹底したうえで、実施しました。

 

今回はどのような検査を行なったのか、
実際の様子を紹介します!

 

まずは眼のプロフィールチェック!

専用の機械(カールツァイス製)を使って、屈折異常や実際の見え方を確認します。

*屈折異常とは、
いわゆる近視・遠視・乱視のことです。

網膜上に適切にピントが合わないため眼鏡などを使わないとボヤけて見えにくい状態が起こります。

 

普段は裸眼(眼鏡もコンタクトレンズも使っていない状態)で過ごしている選手の中にも

 

🌱気づいていなかったけど、
実は目が良くなかった

🌱最近見えづらいなと思っていたけど、
そのままにしていた

 

というケースが隠れていたり

🌱コンタクトレンズは使っているけど、
実は見えづらくて

というパターンも。

 

屈折異常が少ないことに加えて

眼に適した度数の
眼鏡やコンタクトレンズを利用しているか

重要になります。

 

本当はよく見える目を持っているのに

度数が合っていないことで
「世界がボヤけて見えている」のでは

せっかくのパフォーマンスが
発揮されずに眠ったまま
の状態になります。

 

 

 

視力ってこんなに大事!

 

ぼんやり見えている世界では、

⚽️ ボールがどっちに回転しているか
⚽️ 相手選手がフェイントに騙されたか
⚽️ キーパーがどこを見ているか
⚽️ どこにパスやシュートを決めるか

 

などを うまく判断することができません。

 

視力は良いに越したことはありませんが

特に海外のプロサッカーの世界では
視力は片目それぞれで1.25以上が望ましい
とされています。

 

両眼視力はバッチリ!という方でも
「片目だけよく見えていない」
というケースが隠れており

実はプレーやパフォーマンスに
影響していることもあります。

 

他にもこんなことが…

近視:遠くがぼやけてしまう。
ボールや相手の認識が曖昧になりやすい。

 

遠視:目が良いと思いがちだが、
実際にはピント調節機能を使って
頑張って見ている。

目も身体も脳も緊張しやすい。

 

乱視:眩しさや、場合によっては
物が二重に見えたりする。

天候やコート環境などで
パフォーマンスが左右されてしまうことも。

 

視力と屈折異常は
スポーツビジョンアセスメントの入り口です。

その他にどんなアセスメントをしたのかは、
また別の機会に。

 

 

詳しいビジョンアセスメント
(視覚機能チェック)のお問い合わせは、

VTBaseやツァイスビジョンセンターにお問い合わせください。

 

VTBaseFUKUOKA 近森匡真